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きのこグループのスタッフが発信する
介護のお仕事ブログです
事業所の就業規則などで定められた所定の労働時間と、雇用契約などで定めた職員の労働時間が一致する人を「常勤」、所定の労働時間より働く時間が短い人を「非常勤」と分類します。
常勤は全員正規雇用であると勘違いされやすいのですが、デイサービスや介護事業所の場合、常勤、非常勤の差は労働時間です。
正規/非正規といった雇用形態や月給/時給といった賃金の支払い方法は関係ありません。
たとえば所定の労働時間が週40時間の事業所の場合、パートで週40時間働く人は非正規雇用ですが非常勤ではなく常勤です。
一方、正規雇用でも労働時間が週40時間を下回る人は非常勤に分類されます。他業界で使われる常勤、非常勤と考え方が異なるので注意が必要です。
介護事業においては適切な介護・医療を提供するために、介護士・看護師といった専門資格を持った人材を一定数以上配置することが法律で定められています。人員配置基準は職種や事業所によって異なります。
たとえばグループホームなら利用者3人に対して介護職員が1人以上、デイサービスなら利用者15人に対して介護職員が1人以上、特別養護老人ホームなら要介護者3人に対して看護・介護職員が1人以上などです。
常勤職員は1人とカウントされますが、非常勤は週の労働時間に比例して計算されます。
たとえば、週40時間の事業所で週20時間働く非常勤職員は0.5人と計算します。
人員配置基準に違反した場合、指定の取り消し・効力停止などの処分が行われるため、介護施設では適切に人員配置をしなければなりません。
そのため多くの施設で、常勤、非常勤を分けて求人を出しています。
求人情報で専従と兼務もよく見るワードでしょう。専従は労働時間中に一つの職種だけに配置されること、兼務は複数の職種に配置されることを意味します。
1日の中で複数の職種を兼務する、1週間や1カ月の中で数日複数の職種を行うなど、期間はさまざまでも複数の職種として働く場合は兼務に分類されます。
たとえば1日の労働時間の中で3時間を職業指導員、4時間を生活支援員として働く場合や、月・水・金は職業指導員、火・木は生活指導員として働く場合は兼務と言われます。
専従と兼務、常勤と非常勤とは別の概念のため、「常勤・専従」「非常勤・専従」「常勤・兼務」「非常勤・兼務」と働き方は4つに分類できます。
希望の職種、エリアだけでなく、正規、パートといった雇用形態、常勤、非常勤といった週の労働時間、シフト勤務の有無など求人情報は細かくチェックします。
シフト勤務の場合はどのようなシフトが組まれるのか、夜勤があるのか、休日はどのように取れるのかなども把握しておくと安心です。
一つの仕事に専念したい場合は専従、複数の仕事を経験したい場合は兼務など、希望する働き方に合わせて求人を選びましょう。
認知症の人が尊厳をもって生活できるよう、個別ケアを中心に支援を行っているきのこグループでは利用者の希望を尊重するため、決まりきったマニュアルやスケジュールは少なく自ら考え主体的に行動することが基本。
自分らしい介護を行うことができるので、働く職員にとっても働きやすい環境です。
また、介護福祉士の資格取得支援、リーダー研修や認知症ケアの専門家をめざすためのフォローなど、キャリアアップの道も開かれており安心して長く働けます。
複数の職種の求人を掲載していますので、興味のある方は、まず求人をチェックしてみてください。
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