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きのこグループのスタッフが発信する
介護のお仕事ブログです
団塊の世代が75歳以上になる2025年、日本の全人口の20%弱にあたる約2,200万人が後期高齢者という超高齢社会が到来します。介護ニーズは高まる一方ですが、介護人材は慢性的な人手不足が続いています。この状況を打開するため、介護業界はさまざまな改善が行われています。
ここでは、変わっていく介護業界の最新トレンドを紹介します。
日本では急速に高齢化が進んでおり、2025年には65歳以上の高齢者の割合が30%を超える見込みです。そのため、介護の市場も急拡大を続けており、2025年には2010年の約2倍となる、15.2兆円になると予測されています。
介護人材のニーズは高まっていますが、介護職はきつい、汚い、危険といった3Kのイメージが強いためか、なかなか人材が集まらず慢性的な人手不足に陥っています。
2022年12月の介護職のパートを除いた平均有効求人倍率は3.52倍であり、全職種の1.35倍と比較すると、いかに人手が足りないかがよくわかります。日本全体でみると、2025年度には約243万人の介護職人材のニーズがあると見込まれており、今のペースでは、2025年度までに毎年5万人規模で介護職人材が不足すると予測されています。
全国的に介護職は不足していますが、都市部では高齢者数が多いため、地方よりも介護職不足が深刻です。そんな状況を受けて、介護職の働き方改革や賃金の増加など、働く環境は改善が進んでいます。
介護職不足の解消に向けて、給与・待遇を上げる動きがあります。今までにも介護職員の処遇改善交付金や、処遇改善加算などが行われてきましたたが、これからは給与自体の改善が進んでいくでしょう。
とはいえ、介護サービスの内容や料金は介護保険制度で決められているため、大幅な賃金増加を実現するためには、国による対応が必要となります。
利用者さんの介護記録や引継ぎ、職員の勤怠管理なども紙での記録からICTの移行が進んでいます。ICTの導入により情報共有が進み、事務作業が軽減されることで、介護職はケアに注力できるようになります。利用者さん、介護職がともにリラックスした雰囲気の中で過ごすことができるため、利用者さんのQOLの向上、介護職のストレス削減を促進できます。
また、ICT導入により介護職の人間関係やスキルの見える化が行われ、働きぶりを公正に評価したり、人事評価制度が整ったりといったことも期待されています。
移乗介助、入浴支援は介護職への体力負担が大きく、腰を痛める原因にもなります。そのため現在、介護ロボットの実用化が進んでいます。介護職の体力負担が大きい業務にロボットや機械を活用することで、今まで複数で対応していた業務をひとりで対応できるようになり、小柄な女性でも楽にケアできるようになると期待されています。また、誤って利用者さんにけがを負わせてしまうリスクも軽減されます。
高齢者は増える一方で、介護のニーズが減ることはありません。市場規模は拡大しており安定的に仕事がある将来性のある業界です。また高齢者が増えるにつれて、サービスも多様化すると予想されています。
介護職として働く場合は、求人情報で職場の雰囲気や制度、時間や場所などをしっかりチェックしておきましょう。現在、介護職の人材不足を補うため未経験者や育児中で短時間しか働けない人の採用も進んでおり、資格取得支援制度が充実している職場も増えています。
認知症ケアの専門家であるきのこグループは、一人ひとりの利用者の「その人らしさ」を尊重する介護を重視しています。その実現のためには、「スタッフが幸せであってこそ、利用者のみなさんを幸せにできる」と考え、安心して長く働ける職場づくりに取り組んでいます。
働きながらの介護福祉士などの資格取得の支援、リーダー研修やバリデーション研修の受講など、キャリアアップの道も用意されています。産休・育休制度はもちろんのこと、子育て中の従業員が働きやすい環境、子育てなどによるブランクがあっても復職しやすい体制づくりを強化しているため、子育て中のスタッフも数多く働いています。
のびのびとした環境で介護に関わりたい、利用者さん第一の介護を実践したいと考えている方は、きのこグループへの転職を検討してみてください。
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