介護職の転職理由とは?転職のきっかけや転職活動時の志望動機の伝え方について解説!



志望動機の良し悪しは転職の成功を左右します。

人間関係が悪い、給与が低いといったネガティブな理由で転職を決めたとしても、そのまま伝えるのはNG。

前向きな転職理由に置き換えて、採用担当者に好印象を与えましょう。

では、具体的にどのように伝えれば良いのでしょうか。

よくある理由とそれに対する志望動機のまとめ方を解説します。

人間関係が悪い⇒職員同士の連携を重視した職場で働きたい

介護はチームプレーです。介護福祉士、作業療法士、ケアマネジャー、栄養士、看護師などさまざまな職種が連携して介護を行っています。

介護職同士の仲が悪い、職場に派閥がある、威圧的な上司がいるなど人間関係に問題がある場合、働きづらいと感じて転職を決断する人が多いようです。

しかし、「人間関係が悪かったので転職を決断した」と志望動機に書くのはNG。

前職の状況を知らない採用担当者は、人間関係悪化の理由が応募者にあるのか、他人にあるのか判断できません。

そのため、採用担当者は職場でトラブルを起こす可能性がある人と判断してしまうことがあります。

「前職では職員同士の連携がとれておらず、スムーズな介護ができなかった。

職員同士のコミュニケーションを重視している御社で働きたい」のようにポジティブにまとめましょう。

また、職員の年齢や性別がばらけた職場を選ぶと派閥争いが起こりにくいため、職場選びも重要です。

施設の方針と合わない⇒求人票をチェックし、自分の考えと一致する施設を選ぶ

利用者様重視の介護を行いたい場合、利益重視の施設で働くとストレスが溜まっていくでしょう。

施設の方針と合わない介護を続けた場合、職場での立場も危うくなります。

転職をする際は、まず自分がどのような介護をしたいのかを明確にしてから求人をチェック。

「利用者様を大事にしている職場で働きたい」という自分の思いと、施設の理念を関連させてまとめると、説得感が増します。

成長できない⇒めざすキャリアパスを語る

将来はリーダー職になりたい、認知症ケアを専門に行いたい、ケアマネジャーになりたいなど目標を持っていても、昇給制度やめざすポジションが職場になかったら実現できません。

転職をしてキャリアを手に入れたいと思うのは当然のことです。

施設長をめざしたい、ケアマネジャー資格を取得したいのように、志望動機で具体的な未来を語ると熱意が伝わります。

また、リーダー職をめざすなら、数人の介護士をまとめていた、新人教育を行っていたなどの実績をアピールしましょう。即戦力として評価されます。

資格取得をめざしている場合は、既に自分で学び始めていることを伝えるのもおすすめです。

給与が低い⇒キャリアアップしたい

体力、精神力が求められる介護職ですが、一般的な会社員と比較すると給与が低めに設定されていることが多く、仕事内容と報酬のバランスが悪いと感じる人も多いでしょう。

夜勤を増やすと収入も増えるため、夜勤専門で働ける職場に転職するのもひとつの方法です。

ただ、体力的な負担も大きく、生活リズムが乱れがちになるため注意しましょう。

収入を増やすためには、資格取得やキャリアアップが効果的です。

多くの職場では資格手当が支給されます。介護福祉士、ケアマネジャーをめざしたいなどキャリアアップの意向があることを志望動機でアピールしましょう。

資格取得を積極的に支援している職場なら、同じ目標に向かって勉強する仲間も多く、励みになります。

働きやすさで選ぶなら「きのこグループ」

認知症ケアを専門とするきのこグループは、「スタッフが幸せであってこそ、利用者のみなさんを幸せにできる」をモットーに、安心して長く働ける職場づくりをしています。

そのため、人間関係が良い、職員の自分らしさを活かせる、利用者様を大事にした介護ができると、働いているスタッフからも好評です。

資格取得支援制度もあり、ともに学ぶ仲間やサポートしてくれる先輩もいます。

現在、「きのこグループ」では、介護職、ケアマネジャーなど、一緒に働く仲間を募集しています。

気になった方は求人をチェックしてみてください。