介護士に必要なスキルや能力と、スキルアップ後のどういったキャリアがあるのか解説します!


介護職はスキルアップすることで、利用者さんに質の高いサービスを提供したり、適切な支援を行ったりできるようになります。

その結果、給料が向上することもあるでしょう。しかし、どうスキルアップしたら良いのかわからず、悩んでいる人もいるかもしれません。

今回は、介護士に必要なスキルとは何か、どうしたら習得できるのか、その後のキャリアアップにどう繋がるのかを紹介します。

介護士に必要なスキル


介護士に必要なスキルは、専門知識やコミュニケーションスキル、理解力・判断力などです。

ひとつずつ見ていきましょう。

専門知識


介護職では、利用者の生活に関わる基本的な支援を行います。

具体的には、食事介助や入浴介助、排泄介助などの介助業務、着替えや洗顔などの細かいサポート、車椅子を使った移動介助などです。

利用者さんの体の扱い方はもちろん、自分自身の体や福祉器具を使うための知識も必要になります。

コミュニケーションスキル


介護士は利用者の状況や生活スタイル、性格などを考慮し、普段から声がけを行い、介助中に会話をすることで信頼関係を築かなければなりません。

また、利用者さんのご家族と会話する機会が多いのも特徴です。

コミュニケーションスキルを高めれば、利用者さんとご家族の要望を把握して適切な支援を行えるようになるでしょう。

理解力・判断力


介護士には状況に合わせた臨機応変な対応が求められるため、物事を正しく理解して迅速に判断する力が必要です。

介助作業に集中しながら、利用者さんの様子の変化に気づくのは簡単なことではありません。

効率的な作業が求められるなか、しっかり観察・確認を行い、次に何を行えば良いかを考えられる能力が重要視されます。

資格を取得する


スキルを習得するには介護資格を取得するのが近道です。

介護士は学ぶことが多い仕事であり、資格には基本的な知識を得るためのものから専門分野に特化したものまで数多くあります。

なかでも、初任者研修や実務者研修、介護福祉士、ケアマネジャーなどは人気の資格です。

資格は知識やスキルを持っているという証明にもなるため、仕事の幅が広がることも。

働きながら取得をめざす場合は、できるだけ効率良く学習するように意識しましょう。

相手の立場に立つ


介護士は、利用者さんが必要なことは何か、どう感じているのか、何をしてほしいのかなどを言葉や表情などから読み取らなければなりません。

そのため、利用者さんの立場に立って物事を考えることが大切です。

自分の考えに固執せず、広い視野を持って利用者さんに接すれば、コミュニケーションが取りやすくなったり、気持ちを理解しやすくなったりするでしょう。

スキルを習得したあとのキャリア


介護業界におけるキャリアアップとは、現時点より高度な資格を取得して役職をめざすことといえます。

代表的なキャリアアップモデルは、初任者研修から実務者研修、その後に介護福祉士になる道です。

以前は、初任者研修をヘルパー2級、実務者研修をペルパー1級と呼んでいました。

介護福祉士は実地研修を積めば医療的ケアができるようになります。

また、介護福祉士実務者研修を所持することで、サービス提供責任者として働くことも可能です。

その後のキャリアアップとして、介護福祉士の上位資格でもあるケアマネジャー(介護支援専門員)をめざすこともできます。

ケアマネジャーは要介護者やご家族からの相談に応じ、ケアプランを作成する専門職です。

試験に合格し、1年以内に合計87時間の介護支援専門員実務研修を終了すれば資格を取得できます。

ケアマネジャーは介護業界で給料が高いのも魅力です。

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