スタッフが語る「きのこグループで働く魅力」


認知症の方が、その人らしく生きていける生活をサポートし、個別ケアを中心に活動するきのこグループ。実際に働くスタッフから見ると、きのこグループにはどのような魅力があるのでしょうか。介護士の3人に話を聞いてみました。

本当の意味での「寄り添い」を実感できる

介護の現場では、認知症の方に寄り添うことが大事といわれています。しかし、多くのお年寄りを見守りながら、決められた時間内で食事、排泄、入浴などケアをしていくのは大変で、つい「寄り添う」という基本姿勢を忘れがちです。

しかし、きのこグループで働くスタッフは、きのこグループなら本当の意味での「寄り添い」ができると声を揃えています。

介護福祉士として働く篠田さんには、忘れられないエピソードがあります。ホームに入居したことに前向きになれない女性がいました。当初、篠田さんは、元気になってもらおうと励ましていたそうです。しかし、しばらくケアを続けていくうちに、無理に話しかけなくても傍にいるだけでいい、自分がまず楽しもうと気持ちを切り替え、ひたすらお話を聞くようにしようと思ったそうです。

話を聞いてもらえて安心したのか、1年後、女性は笑顔が増え、篠田さんに「あなたがいてくれて本当に嬉しい」と伝えてくれたとのこと。この時、寄り添うの意味を心から実感できたと教えてくれました。

きのこグループでは、認知症の方を人生の先輩として接すること、ケアという視点だけでなく、利用者さんとの対話や、一緒に生活をすることを重視しています。そのため、自然と「寄り添い」を重視したケアを実現ができます。

やりたいと思ったことを実現させてくれる

介護福祉士の遠藤さんは、利用者さんがいきいきと生活できるよう、自由な時間をどのように楽しんでもらえるかを考えるのもやりがいのひとつと語ってくれました。

ある時、遠藤さんは、デイケアの利用者さんたちに1泊の箱根旅行を企画しました。体力面が少し不安でしたが、参加した方々は全員がんばって歩ききりました。利用者さんが美しい景色に感嘆する姿を見た時、大変だったけど心からやってよかったと思ったそうです。

介護福祉士の中村さんも、レクリエーションの時間がマンネリにならないよう、新しいことを提案するよう心がけています。レクリエーションは、おやつを食べる、散歩に行くなど、同じ内容になりがちです。

中村さんは、散歩の際に外出先を利用者さんに聞くようにしています。すると、「ここにしない?」「あそこもいいわね」と盛り上がり、楽しいレクリエーションになるのです。高齢者だから、認知症だからと最初から諦めることなく、チャレンジしていきたいと思いを新たにしたそうです。

きのこグループは、職員の自由度が高く、新しいことにチャレンジできる職場環境です。毎日、利用者さんのために考え、自分の意見や提案を実現できるのも魅力のひとつです。

誰かの役に立っていると実感できる

中村さんが働く「品川区立地域密着型多機能ホーム 小山倶楽部」は、認知症の方々に地域で寄り添っているのが特徴です。「転んじゃったから起こしにきて」といったSOSにも対応。利用者さんの奥さんから「私も入れてよ」といわれたこともあるそうです。

日々の丁寧なケアと、“介護の何でも屋”のような人情味と懐の深さで利用者さんから信頼されています。そのため、利用者さんとその家族の役に立っているという充実感や達成感を味わいながら働くことができます。

人生の大先輩から学ぶことが多い

篠田さんが働く、品川区立地域密着型多機能ホーム 東五反田倶楽部では、通いの利用者さんにご飯づくりを手伝ってもらっています。篠田さんは、人生の大先輩として本当に学ぶことが多いと教えてくれました。

介護というと、食事や排泄のサポートといった身体介助のイメージがありますが、それだけではありません。きのこグループでは、利用者さんとの対話や一緒に生活することを大事にしています。そのため、働いていても、自宅で過ごしているかのようにリラックスできるのも、きのこグループの特徴です。

きのこグループなら、穏やかな気分で楽しみながら働けます

職員の自由度が高いため、利用者の希望を尊重するために自ら考え、主体的に行動できる人は、楽しみながらケアができるでしょう。結婚・出産・育児中などスタッフのライフイベントに合わせた休暇や働き方もサポートしています。

時間に追われることなく、丁寧なケアをしたい、自分のアイデアをカタチにしたい、認知症ケアのプロになりたいという方の転職をお待ちしています。詳しくは、職種別の求人情報から仕事内容をチェックしてみてください。


中村さんのインタビューはこちら
http://kinoko-group.jp/archives/240328_oldsite/interviews/319/
遠藤さんのインタビューはこちら
http://kinoko-group.jp/archives/240328_oldsite/interviews/199/
篠田さんのインタビューはこちら
http://kinoko-group.jp/archives/240328_oldsite/interviews/204/